2011年5月20日金曜日

【NJKF】裕?センチャイジムがムエタイ戦士に辛勝、魔裟斗の後輩が日本ランカー撃破

 2010年12月5日(日)東京?新宿FACEにてNJKF/センチャイムエタイジム「MuayThaiOpen14」が開催された。

【フォト】この大会の模様

▼第15試合 56kg契約 3分5R
○裕?センチャイジム(センチャイムエタイ)
判定2-0 ※48-48、49-48、49-48
●ドーンチョンレック?PKP.SPORT(PKP SPORT)

 今年7月19日、梅野源治と初代 アスタリア RMT
WPMF日本スーパーバンタム級王座を争った裕?センチャイジムが年内最後のセンチャイ興行のメインを務める。対戦相手は身長158cm(裕は167cm)、22歳で戦績が43勝21敗というデータ以外は謎に包まれているムエタイ戦士ドーンチョンレック。

 1Rは両者共にローキックで様子見。ドーンチョンレックはフェイントを多用して左右、上下に攻撃を散らして
揺さぶる。フックとローの選手のようだ。裕は後半になると強い右ローを蹴りこんで行ったが、ドーンチョンレックは無表情のまま。

 2R、裕が右ローを集中的に叩き込んで行くと、ドーンチョンレックは早くも左足を上げてダメージを感じさせる。そこへ裕は右ローの連打。ドーンチョンレックは左右の大振りフックを繰り出すが、逆に裕の右ストレートを ドラゴニカ rmt
もらう。

 3R、裕の首相撲に振り回されるも、投げで裕をコカすドーンチョンレック。左右のミドルを蹴ってフックをブンブンと振り回して行く。「オーイ!」と気合いを発しながらミドルとフックを単発で当てて行くが、裕の右ローをもらい続けて度々バランスを崩す。

 4R、もはや裕の右ローでKO寸前……かに見えたドーンチョンレックだったが、 ASTARIA RMT
このラウンドから完全に待ちの態勢。裕のミドルやローをかわして左右のミドルを蹴り返し、蹴りにフックを合わせて来る。これでやりづらくなってしまった裕は相手を見てしまい、ほとんど攻撃が出なくなる。逆にドーンチョンレックは単発で蹴りを放ち、裕を誘う。

 ほとんど攻めずに相手を見てしまった裕にセンチャイ会長が怒りの檄を飛ばし、最終ラ シャネル バッグ
ウンドに送り出したが、やはり裕は攻撃が出ない。裕が蹴ればドーンチョンレックはかわしてミドルを返す。裕が攻めてこないと両手をクネクネと動かし、ノーガードで誘うドーンチョンレック。行けない裕と攻めないドーンチョンレックで試合は噛み合わず、ローのダメージの差で裕が判定勝ちした。

 また、セミファイナルではシルバーウルフ所属で魔裟
斗の後輩にあたる、ここまで7勝(5KO)1敗1分の好成績を収めている山崎と、5勝2敗1分で現在NJKFミドル級10位にランクインされている影が対戦し、パンチで計3度のダウンを奪った山崎が大差の判定勝利を収めている。

<その他の試合結果>

▼第14試合 スーパーウェルター級 3分5R
○山崎陽一(シルバーウルフ)
判定3-0 ※三者とも
49-44
●影?センチャイジム(センチャイムエタイ)

▼第13試合 62kg契約 3分5R
○翔太(フリー)
TKO 4R2分59秒 ※ヒジによるカット
●宇都宮城(u.f.c)

▼第12試合 フェザー級 3分3R
○牧 裕三(アクティブJ/J-NETWORKフェザー級1位)
TKO 1R55秒 ※ヒザ蹴りによるカットでレフェリーストップ
●蓮見龍
馬(y-park)

▼第11試合 62kg契約 3分3R
○平野将志(インスパイヤード?モーション)
TKO 1R1分54秒 ※セコンドからのタオル投入
●獅?センチャイジム(センチャイムエタイ)

▼第10試合 70kg契約 3分3R
○Arthur雅仁(習志野/MA日本キックボクシング連盟)
判定2-0 ※30-29、29-29、30-29
●MIKOTO(アイアンア
ックス)

▼第9試合 スーパーバンタム級 3分3R
○新人(=あらと/E.S.G)
TKO 3R49秒 ※ヒジによるカットでレフェリーストップ
●星 雄晴(東京町田金子)

▼第8試合 59.5kg契約 3分3R
○KEI(E.S.G)
判定2-1 ※29-28、28-29、29-27
●鈴木翔也(OGUNI)

▼第7試合 ライト級 3分3R
○高橋幸光(はま
っこムエタイ)
判定3-0 ※30-29、29-28、29-28
●凌太(OGUNI)

▼第6試合 62.5kg契約 3分3R
○ハチマキ(PHOENIX)
判定3-0 ※29-27、30-28、30-27
●カズ宮澤(Pit)

▼第5試合 60kg契約 3分3R
○ダイナマイト?柿崎(DRAGON)
判定3-0 ※30-28、30-28、30-27
●アッキー☆(東京町田金子)

▼第4試
合 フェザー級 3分3R
○笹羅 歩(笹羅)
TKO 2R2分47秒
●階 健志(健心塾)

▼第3試合 バンタム級 3分3R
○鰤鰤左衛門(=ぶりぶりざえもん/キックボクシングコア)
判定3-0 ※30-29、30-29、29-28
●若山龍嗣(DRAGON)

▼第2試合 ウェルター級 3分3R
○木村将司(はまっこムエタイ)
判定3-0 ※30-29
、30-29、30-28
●山田祐樹(東京町田金子)

▼第1試合 58kg契約 3分3R
○菅原正道(S.V.G)
判定2-0 ※30-29、29-29、28-27
●上田?ラジャサクレック(ラジャサクレックムエタイ)


【関連記事】
現役を引退した桜井洋平、NJKFのスーパーバイザーに就任
中嶋平八がデンサイアムとWBCムエタイ日本王座認定試合

崇が逆転KOで初防衛、羅紗陀は山本真弘を破る!
世界16カ国参加のトーナメントで日本の宮越が準決勝へ進出
世界16カ国が参加したビッグトーナメントで日本の宮越がMVP獲得!


引用元:ラテール rmt